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梅崎司が語るニュー湘南。
「プレーの落ち着き、勇気を取り戻せるか」 (2ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 長田洋平/アフロスポーツ●写真 photo by AFLO SPORTS

 梅崎は10シーズンにわたってプレーした浦和レッズを、2017年、アジアチャンピオンズリーグ優勝を置き土産に退団。湘南移籍1年目で、ベルマーレ平塚以来の3大タイトル獲得となるルヴァン杯優勝に貢献している。プレーオフステージや準々決勝などで、貴重な得点を記録した。

「(プレシーズンのスペイン合宿から)今までのベースがあって、ボールを保持する時間を増やす、というのをテーマにしてやってきました。その点、かなり緻密に攻守の連動のところをチェックしています。ここまでやるのかというくらい細かく。相手にやらせない、という部分の関係性も、たとえばDFラインと前(MF、FW)も分かれて、丁寧に作っています」

 キャンプから手応えはあると、梅崎は言う。

「プレシーズンを戦った感覚は、ボールが回っている感じだし、悪くないです。真剣勝負にならないと、わからない部分はありますけどね。フォーメーションは、今までの1トップ(3-4-2-1)から2トップ(3-5-2)になりそうです。個人的には、ポジションにこだわりなく、と思っていますが、2トップのところで期待されている感じはあります。初めてのポジションですが、その意味でも新鮮です」

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