高校サッカー「関西のバルセロナ」
興国はむしろマンチェスター・シティ

  • 鈴木智之●取材・文 text by Suzuki Tomoyuki
  • photo by Suzuki Tomoyuki

 今大会のトーナメント準決勝までの同じ山には、青森山田、富山第一、前橋育英、国学院久我山など、優勝、準優勝経験を持つ強豪が勢揃い。文字どおりの激戦区となった。

「ほんまに強敵ばかりですよね。いいフットボールをするチーム同士の試合を多くの人が見ることで、高校サッカーの方向性が変わってくれたらなと思います。いい選手がいいフットボールをする高校に行くことによって、Jユースにもプレッシャーをかけられますし、ライバルがいることで競争心が煽られて、サッカー界全体として成長するわけですから」と、日本サッカー全体の育成を見据えて話す。

 注目を集める大阪のタレント軍団は、選手権で着るジャージとベンチコートに、黄色と緑の初心者マークを入れた。「大阪人としてユーモアと笑い、謙虚さを忘れないように」(内野監督)という狙いだ。

 昌平との初戦は多くの観客を集める試合になりそうだが、大阪特有のノリとユーモア、そして激戦区を勝ち上がったプライドを胸に、初出場初優勝の偉業にチャレンジする。

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