2018.12.22

植田直通は「いつも難しいほうを選ぶ」
だから鹿島入りを迷わなかった

  • 寺野典子●文 text&photo by Terano Noriko

ベルギーでの活躍と日本代表への復帰が期待される植田直通 ベルギーリーグ1部のセルクル・ブルージュでプレーする植田直通。U-17W杯に出場するなど各年代の日本代表として活躍を続けてきた植田にとって、2018年夏、念願の海外移籍が実現した。リーグ戦第3節にはスタメンデビューも飾り、現在では先発に定着したと言ってもいいだろう。

 中学生時代にはテコンドーで日本一に輝いたという異色のCBは、高校時代から”超高校級”と注目を集めた。熊本県大津高校卒業時には、数多くのJクラブから獲得のオファーがあった。そして、植田は「一番、試合に出るのが難しそうだったから」という理由で、鹿島アントラーズ入りを決めた。

――鹿島アントラーズからのオファーをどう受け止めましたか?

「実は、高校時代は、自分がプレーすることに夢中で、(他チームの)サッカーを見ていなかったので、鹿島がたくさんタイトルを獲っている強豪だっていうこともあまり知らなかったんです。でも、先生やチームメイトがいろいろ教えてくれたんですよ」

――いくつものクラブからオファーがあるなかで、鹿島に決めた理由は?

「5チームくらい、練習に参加させてもらったんですが、そのなかで、鹿島が一番試合に出るのが難しいだろうなと感じたんです。CBの選手を見ても、(岩政)大樹さん、青木(剛)さん、ヤマ(山村和也)さん、(昌子)源くんがいて、それに(中田)浩二さんもいましたからね」