2018.04.27

「柏で不遇の助っ人」がFC東京で大暴れ。
無敗の首位・広島を撃沈!

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 ハイプレスを仕掛けて能動的な守備を仕掛けた前半、押し込まれながらも後ろでしっかりと対応した後半。状況に応じてうまく対応した守備の安定性も、今季のFC東京の強みである。

「広島相手に先制できたことが大きかった。3点目もいい時間帯に取れたし、終盤に押し込まれたがDF陣が最後まで身体を張って1点に抑えてくれたことも大きいと思う」

 試合後、長谷川監督は穏やかな口調で選手たちの奮闘を称えた。一方で、今後への課題も口にする。

「まだまだ選手の層が十分ではない。今はディエゴと永井のスピードを生かした戦いでいいサイクルに入っているが、今後、その特長を消してくる相手に対して、次の一手を考えないといけない」

 昨季、柏で不遇をかこったディエゴ・オリヴィエラが、新天地で覚醒の時を迎えている。「監督が私を信頼してくれている」と充実感をにじませるこのストライカーが、FC東京の躍進を導いていることは間違いない。

 しかし、指揮官が指摘するように、今後は厳しいマークが待っているだろう。その際にいかに対応できるかが、FC東京のタイトル奪取のポイントとなるはずだ。昨季まで率いたガンバ大阪に多くの栄冠をもたらした名将が放つ、次なる一手とは? その手腕に注目が集まる。

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