前橋育英、点が入らなくても慌てず騒がず。
流経大柏をこじ開け初優勝 (5ページ目)
90分間にわたって両校が繰り広げた、駆け引きを含めた激しい攻防。それこそが、試合を見応えのあるものにした最大の理由である。
それにしても、今季の日本サッカー界を振り返ると、どうやら「初」がキーワードだったようだ。
今季J1では川崎フロンターレ、ルヴァンカップと天皇杯ではセレッソ大阪という、これまで優勝に届きそうで届かず、何度も"銀メダル"に泣いてきた悲運の2クラブが、そろってクラブ史上初タイトルを手にした。
そして、高校選手権。前橋育英もまた、過去にベスト4が4回、準優勝が2回と、頂点まであと一歩のところで涙を飲み続けてきたチームである。
出場21回目にして、ついに悲願成就の選手権初制覇だった。
試合結果など詳細はこちら>『ストライカーDX』では
「第96回全国高校サッカー選手権大会」期間中、
全試合のレポートを掲載!
◆リーガ通3人は考えた。なぜ乾貴士と柴崎岳はスペインで成功したか?>>
5 / 5