2018.01.05

高校サッカー8強が激突。
インターハイ王者・流経大柏の夏冬連覇なるか

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei
  • 古賀庸介●撮影 photo by Koga Yosuke

 全国高校サッカー選手権は1月3日に3回戦が行なわれ、ベスト8が出揃った。

 フクダ電子アリーナで開催された2試合では、インターハイ王者の流通経済大柏(千葉)、ギラヴァンツ北九州入り内定のエースFW佐藤颯汰(さとう・そうた/3年)を擁する日章学園(宮崎)、前回覇者の青森山田(青森)、セレッソ大阪入りが内定した高校ナンバーワンストライカーFW安藤瑞季(あんどう・みずき/3年)のいる長崎総科大附(長崎)と、いずれも優勝候補に挙げられるチームが登場するとあって、大きな注目を集めた。

日章学園を下してベスト8に駒を進めた流経大柏 第1試合では、流経大柏と日章学園が激突。総合力で勝(まさ)る流経大柏が押し気味に試合を進めたが、日章学園も佐藤颯が少ないチャンスからフィニッシュに持ち込むなど、夏の王者に対して臆することなく立ち向かい、緊迫した展開が続いた。

 均衡が破れたのは67分、素早いリスタートから10番を背負うMF菊地泰智(きくち・たいち/3年)が左サイドをえぐると、そこからの折り返しを途中出場のMF加藤蓮(かとう・れん/3年)が押し込み、流経大柏が先制点を奪取。この1点を守り抜き、ベスト8に名乗りを上げた。

 流経大柏の特長は、なんといってもその堅守にある。優勝を果たしたインターハイでも5試合で1失点。今大会でも3回戦まで2試合無失点と、強烈なプレスと堅牢なブロックに隙は見られない。プロ注目の2年生センターバック、DF関川郁万(せきがわ・いくま)を中心とした守備力の高さは、大会ナンバーワンといっても過言ではないだろう。