J2降格圏にあえぐ大宮と広島。
「奇跡の残留」あるとすればどっちか (5ページ目)
今季J1も残り10節。確実にカウントダウンは進んでおり、降格圏脱出のチャンスも限られてきた。いかにシーズンが長いとはいえ、過去の例が物語るように、序盤の出遅れを挽回するのは容易なことではない。
だが、こういう試合を続けていけば、最後に道は開ける。瀬戸際に立たされるふたつのクラブが、そんな期待を抱かせるだけの気持ちや姿勢を見せたことは確かだ。
ともに勝ち点2を失った、いや、勝ち点1を得た大宮と広島が分け合ったのは、おそらく痛みだけではない。
望み分け。両クラブにとって1-1のドローは、そう言える結果だったのではないだろうか。
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