F・マリノス5連勝。「辛抱して刺す」
リアクションサッカーがハマる (4ページ目)
守備の安定が、後半の攻撃の効率を高めているのが現状だろう。今シーズン途中、左利きのマルティノスが左、右利きの齋藤が右と"同足"になって、縦への推進力が高まり、手数を掛けない攻めの鋭さは増した。
究極的なリアクションフットボールなので、先制された場合は苦しいだろう。しかし、ジリジリした展開だと威力を発揮する。1人、もしくは2~3人で仕留められる齋藤やウーゴ・ビエイラを敵陣に潜ませておくことは、のど元にナイフを突きつけているも同じ。前がかりになった相手のミスを誘発できるのだ。
指揮官であるモンバエルツは最後に、リーグ後半戦のカギについて語っている。
「セットプレーでの精度を、攻守で高めていきたい。なにより、自分たちのプレースタイルをどの試合でも発揮できるように」
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