時間を操る天才パサー、サガン鎌田大地は
フィニッシャーに変身するか (4ページ目)
トップ下に特性がありながら、フィニッシャーとしても躍動。フランチェスコ・トッティ(ローマ)、アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)、マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)らの系統に近いか。卓越したキックセンスを、セカンドストライカーとしても用いる。
かつては本田も、自らをパサーと定義していた。それが、オランダのVVVフェンロで2部リーグに転落したことで、フィニッシャーの能力を開花させている。その後は、日本代表でもゴールすることによって道を切り開いてきた。
鎌田がゴールを撃ち抜けるようになったとき――。それは日本サッカーにとっての祝祭を意味するだろう。
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