7試合連続G。フロンターレ小林悠に大爆発のわけを直撃してみた (6ページ目)
――ところで、今シーズンの得点シーンを振り返ってみると、さまざまな形からゴールを決めているな、と感じました。
「特にヘディングで決めているのは、自分でも大きいと思っていますね。それでいて、右足でも、左足でも決められている。いろいろな得点パターンを持っていれば、相手のマークも自分をつかまえにくいと思いますし、そこは自分のストロングポイントになってきているのかなと思います」
――これまで決めた13得点のうち、「これが、小林悠です」という、名刺替わりになりそうな得点を挙げるとすると、どれでしょうか?
「甲府戦で決めた後半11分のゴールですかね。DFの裏に抜け出して、ケンゴさん(中村憲剛)からのパスを受けて決めた得点。動き出そうとした瞬間にケンゴさんと目が合って、『こい!』って思って動き出したらパスがきた。
イメージどおりのボールがきて、イメージどおりにトラップができて、イメージどおりにシュートが打てた。まさにあれは完璧でしたね。ファーストステージ(第11節)の柏レイソル戦でのボレーシュートもかなり気持ちはよかったですけど、やっぱり"自分らしい"ゴールとなると、DFの裏に抜け出して決めた(甲府戦の)ゴールですね」
(つづく)
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