2015.10.25

もっとチャンスを。ハリルホジッチ監督に求めたい若手の積極起用

 大きな伸びしろを秘めた若い才能を、日本代表の戦力へと成長させるための機会は限られている。選手の多くが海外リーグでプレーする現在の日本代表にとって、主力が一堂に会する機会はW杯予選と親善試合しかない。

 ラグビーW杯で好成績を残したラグビー日本代表のように、長期的に何度も代表合宿を行ないながらチームを強化していくことは、現在のサッカー日本代表では現実的に困難だろう。
 
 それだけに、4カ月ぶりの親善試合だった先日のイラン戦は貴重な機会だったのだが、長期的な展望に立った若手起用という点に関してはやや疑問符がついた。

イランとの親善試合で日本代表デビューした20歳の南野拓実 photo by Getty Images イラン戦では、20歳の南野拓実が後半43分から投入されて日本代表デビューを飾ったが、短すぎる出場時間ではほとんどアピールできなかった。もちろん、南野を招集した主目的が、「代表の練習に参加してチームメイトとの相互理解を深めること」にあるのは想像に難くない。だが、戦況がめまぐるしく変わる実戦で、南野がどういうプレーを選択するのか、もう少し長い時間見たかったというのが正直なところだ。