柏・工藤壮人が語る「ACLはJリーグと何が違うのか」
工藤壮人(柏)、ACLを語る(前編)
2015年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)、日本は出場枠を4チームから3.5チームに減らされた。日本サッカーの権威を保つにはこれ以上、負けられなかったが、Jリーグ勢は開幕から苦戦を強いられた。
浦和レッズ(1分4敗、勝ち点1)は最終節を残してグループリーグ敗退が決定。鹿島アントラーズ(2勝3敗、勝ち点6)は逆転勝利の連続で巻き返すも、最終節5月5日のFCソウル(韓国)戦の勝利が次ラウンド進出の条件となる。ガンバ大阪(2勝1分2敗、勝ち点7)は有利な状況で5月6日の城南一和(韓国)戦を迎えるが、敗れたら別カードの結果次第となる。
柏レイソルだけがグループリーグを無敗で戦い、首位で決勝トーナメント進出を決めている。
1節を残しACL決勝トーナメント進出を決めた柏のFW工藤壮人「2012年、2013年とACLを戦っていますが、当時よりも間違いなくレベルは上がっていますね」
柏のエースである工藤壮人(24歳)は明快に語り、"世界"を舞台にした戦いを愉(たの)しんでいた。
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