遠藤保仁「実は、嫁には本当に感謝しているよ」

  • 佐藤俊●取材・文 text by Sato Shun
  • 牛島寿人●撮影 photo by Ushijima Hisato

「(リーグ戦の)2ステージ制は正直、やってみないとわからない。ステージ優勝だけを狙うのであれば、引き分けは結構痛手になると思うんで、勝ち切らないといけない試合が増えてくる。勝ち点3の重要性は増すよね。一方で、年間王者を目指すなら、引き分けの勝ち点1も重要になってくる。まあ、そこは監督が考えていることだと思うんで、オレらは試合に勝つことに専念すればいい。

 確かにACLは、最近Jリーグのチームが勝ててない。それは、中東や中国のクラブがACLに重点を置いて、すごくお金をかけているから。でも、今季はJリーグや協会が一層サポートしてくれるし()、日本サッカー界全体で『ACLを獲りにいこう』というムードになっている。そういう意味でも、今季はACLにかける思いが強い。ガンバがビッグクラブになるためには、絶対に必要なタイトルでもあるんで」
※今季からJリーグ、サッカー協会からのACL出場チームへのサポートが強化された。これまでインセンティブとしての強化費が与えられるのは、準々決勝に進出したチームだけだったが、今季はグループステージからインセンティブとしての勝利給が試合ごとに出されるようになった。その後、勝ち上がってからの強化費も増えた。その他、準々決勝に進出したチームは、天皇杯4回戦からの出場とするなど、金銭面以外のサポートも増している。

 ガンバをビッグクラブにすること――それが、遠藤の野望である。日本はもちろん、アジアや世界で“ガンバ”というクラブを認知してもらって、ファンを増やしていく。

 ビッグクラブと言えば、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドや、スペインのレアル・マドリード、バルセロナなどがアジア各国で絶大な人気を誇り、世界中に知れ渡っているが、遠藤が理想とするのは、どんなクラブなのだろうか。

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