2014.05.03

西川周作が断言「浦和でタイトルを獲る。それが自分の使命」

  • 浅田真樹●取材・構成 text by Asada Masaki
  • 佐野美樹、山添敏央●撮影 photo by Sano Miki,Yamazoe Toshio

西川周作インタビュー(1)
浦和レッズ編

 このオフシーズン、Jリーグで大きな注目を集めた話題のひとつが、サンフレッチェ広島のGK西川周作が浦和レッズへの移籍を決めたことだった。

 日本代表の常連にして、Jリーグ屈指のGKである西川は、昨季広島のリーグ連覇に大きく貢献し、さらに自身の評価を高めていた。それだけに、彼が充実したプレイ環境を得られていたクラブを去り、新天地を求めたことは意外な選択にも見えた。

 日本最高レベルの守護神が連覇を置き土産に、移籍を決断した理由とは――。

浦和の守備に安定感をもたらした西川周作。――まずは、浦和への移籍を決断した理由について聞かせてください。

西川 広島で2連覇できたことはうれしかったし、今年3連覇に挑戦するのもひとつの手でした。それに、W杯イヤーである今年移籍することは、いろいろなリスクが伴うかもしれないと思ってもいました。それでも、環境を変えることによって、何かまだ見えてないものが見えてくるのかなという思いがあって、(浦和への)移籍を決めました。

――広島と浦和。どちらもペトロヴィッチ監督が現在のサッカーのベースを作ったという点において、非常に似ています。新たなチームに移籍したといっても、溶け込みやすかったのではないですか。

西川 それが移籍の大きなポイントのひとつでもありましたから。そもそもミシャ(ペトロヴィッチ監督)のサッカーがやりたいと思って、(大分トリニータから)広島にも移籍しましたし、もう1回ミシャと攻撃的なサッカーをやりつつ、自分の仕事をまっとうしたいという思いはありました。ミシャは攻撃にすごくアイデアのある監督ですし、一緒にやっていて楽しいですからね。