【ワールドカップ】「魔法のような解決策はない」 ジーコが占うサッカー日本代表とセレソンのこれから (4ページ目)
「私は本当に幸せだ。日本でプロサッカーの発展に携われたことを、心から誇りに思っている。日本にはプロリーグが始まる前から来て、多くの仲間とともに日本サッカーの土台づくりに取り組んできた。もちろん簡単な道ではなかった。苦しいこともあったし、思うようにいかないこともあった。それでも私たちは、一度も挑戦を諦めなかった。
だからこそ、今こうして日本サッカーが世界のトップレベルに入るまで成長した姿を見るたびに、本当にうれしくなる。日本のクラブも、日本代表も、世界から尊敬される存在になった。その歩みの一部に、自分も関われたことは私にとって何よりの財産だ。もちろん、それは私ひとりの力ではない。多くの仲間がいて、多くの人が日本サッカーのために力を尽くしてきた。私はそのひとりとして全力を尽くしただけだ。
そして何よりうれしく思うのは、日本の皆さんがいまでも私の仕事を覚えていてくれていることだ。日本の人々は私に会うたびに『ありがとう』と声をかけてくれる。日本では感謝の気持ちを言葉で伝える文化が根付いている。その温かさに、私は何度も励まれてきた。私が日本で経験したこと、日本の皆さんと過ごした時間は、どれも人生の宝物だ。いまでは私もサムライブルーを心から応援するひとりになっている。
日本サッカーの歴史の一部になれたことを誇りに思い、その歴史がこれからも続いていくことを心から願っている。だから日本の皆さん、これまで歩んできた道を信じてください。焦る必要はありません。日本サッカーにはもっと大きく成長できる力があります。私はその未来を信じています。ありがとう」
4 / 4


