【ワールドカップ】サッカー日本代表の戦いをどう評価すべきか 異変はスウェーデン戦で起きていた (3ページ目)
【風向きが変わったスウェーデン戦】
浅田 スウェーデン戦は、いろいろなデータやスタッツの数字を見ても、ほぼ五分でした。日本がヨーロッパのセカンドレベルの国と対戦すると、力関係的につり合いが取れた試合になることを示しました。どちらも決め手を欠くとも言えるし、勝っていてもおかしくなかったとも、負けていてもおかしくなかったとも言える一戦。その意味で1-1は妥当な結果で、ゴールも日本がコンビネーションで取ったものなら、スウェーデンは個人技で豪快に決めた。それも含めて両者の力関係が映し出されていました。
杉山 スウェーデン戦に関して言うと、あまり日本がファイトしていなかった印象があります。
浅田 疲れていたのか、特に後半は足が動いていなかったですね。
杉山 元気がなくて、あと10分続けていたらやられていた感じがします。それもあって、終わり方が非常によくなかった。日本とスウェーデンは、最初からこのグループの2位と3位を争うと予想されていましたよね。オランダは強く、チュニジアはワンランク落ちるということも含めて、最初の予想どおりの結果になったわけです。そうすると、決勝トーナメントの1回戦がブラジルかフランスになる可能性が高いことも、あらかじめ予想できた。
つまり、そのラウンド32が今大会の日本にとっての大一番になるということはわかっていたわけです。そして、その大一番にどれだけの勢力をつぎ込むことができるかを問われていたのがスウェーデン戦だったのです。ところがその大一番を前に、元気がなくなっていった。オランダ戦と比べると明らかに落ちていました。スウェーデン戦でもっといい終わり方をして、右肩上がりの状態でブラジルと戦うことができればよかったのに、とは思います。スウェーデン戦がそうなった理由はよくわかりません。オランダ戦で頑張りすぎたということもあるのかもしれないし......。
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