サッカー日本代表のワールドカップに臨む26人 福田正博が各ポジションの起用法を展望 (3ページ目)
【攻撃陣は20歳の後藤にも期待】
南野と三笘という攻撃の中心をふたりも欠くことになった攻撃陣は、意外性の少ない選考となった印象だ。予想していた町野修斗が選から漏れたが、大方は想定どおりのメンバーだった。
上田綺世、堂安律、久保建英、中村敬斗、伊東純也、前田大然、小川航基という実績ある選手たちがいて、鈴木唯人、後藤啓介、塩貝健人がメンバー入りを手にした。
FWは上田綺世が軸で間違いないが、20歳の後藤にも期待している。
後藤は191cmという高さから空中戦が強いと思われがちだが、彼の武器はスピードと、足元の優れたボール扱いだ。日本代表での実績はまだないに等しいが、今季はシント=トロイデンで11ゴール。ベルギーリーグで6番目に多いゴール数を挙げた、伸び盛りのストライカーだ。
途中交代で出場するタイプではないだけに、グループステージでスタメン出場の機会を与えてもおもしろいだろう。これからの日本代表を背負うスケールの大きさが魅力なだけに、このW杯でさらなる飛躍のキッカケをつかんで大きく羽ばたいてくれるのを願っている。
日本代表は、5月31日にアイスランドとの壮行試合を戦い、6月15日にW杯グループステージ初戦のオランダ戦、21日にチュニジア戦、26日(いずれも日本時間)にスウェーデン戦に臨む。日本代表に選出された26選手が思いきり戦えるように、しっかり応援してほしいと思う。
著者プロフィール

福田正博 (ふくだ・まさひろ)
1966年12月27日生まれ。神奈川県出身。中央大学卒業後、1989年に三菱(現浦和レッズ)に入団。Jリーグスタート時から浦和の中心選手として活躍した「ミスター・レッズ」。1995年に50試合で32ゴールを挙げ、日本人初のJリーグ得点王。Jリーグ通算228試合、93得点。日本代表では、45試合で9ゴールを記録。2002年に現役引退後、解説者として各種メディアで活動。2008~10年は浦和のコーチも務めている。
【画像】FIFAワールドカップ2026出場国 フォーメーション&メンバー
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