サッカー日本代表がワールドカップで躍進するために不可欠な「定説」 スコットランド戦で見え始めたその兆し (3ページ目)
スコットランド戦で与えられた出場時間は、アディショナルタイムを含めても15分あまり。それでもゴールへ向かう姿勢、周りを生かせるクレバーさ、大柄な相手にも当たり負けないフィジカルの強さと、自身の持つ魅力を存分に発揮した。デビュー戦にして決勝点をアシストしてしまうあたり、いかにも"持ってる"雰囲気があるのも、頼もしい。
森保一監督も、「得点の場面は、自分で決めたかったシーンだろう」とルーキーの気持ちをおもんばかりながらも、それでも「ゴール前の得点に絡む部分で顔を出せる」ことを称え、「彼のよさは随所に出ていた」と評価している。
慶應義塾大学(休学)→横浜F・マリノス(特別指定)→NECナイメヘン(オランダ)→ヴォルフスブルク(ドイツ)と、高校卒業からわずか3年ほどで5大リーグまで一気に駆け上がった成長スピードは、まさに規格外。若手の台頭に期待するなら、この勢いを見逃す手はないだろう。
サッカーの歴史の1ページ目をつづったと言ってもいい伝統国を相手に、堂々たるプレーを見せた藤田、鈴木唯、そして塩貝。過去のワールドカップに見る定説を、彼らがまた裏づけてくれるとすれば、俄然2カ月半後が楽しみになってくる。
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