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サッカー日本代表がワールドカップでオランダに勝つには? 佐藤寿人が考えるゴールから遠ざけるべき選手 (2ページ目)

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei

【チュニジアのFWを恐れなくていい】

 デパイはラインブレイクして抜け出すタイプでもないので、ラインを高くすることは問題ないと思います。ただ、ラインを高くするためには、ボールホルダーに対してうまく圧をかけなければいけない。

 プレッシャーをかけることで、コーディ・ガクポ(リバプール)をゴール前に近づけないと同時に、ボールを奪って出ていくことができる。そんな戦いができれば、理想的だと思います。

 第2戦の対戦相手であるチュニジアには、前線に名だたるストライカーは存在しません。日本ではガンバでプレーするイッサム・ジェバリが知られていますが、代表内での序列はさほど高くないのが現状です。

 ヨーロッパのクラブシーンでふた桁得点を取っているような選手はいませんし、さほど恐れる必要はないというのが正直なところ。アフリカ予選を無失点(9勝1分)で突破したように、守備に特長があるチームなので、日本とすればそこをどうこじ開けていくかが大きなテーマとなると思います。

 映像を見るかぎり、5バックを敷いて、攻撃は長いボールを送り込んで、ボックス内に人数をかけてくるスタイルでした。絶対に気をつけなくてはいけない選手はあまりいない印象ですが、あえて言えばセルティックでプレーするセバスチャン・トゥネクティとコペンハーゲンのエリアス・アシュリになるでしょうか。

 トゥネクティはノルウェー出身で、ストライカーというよりも2列目からボックスに入っていくスタイルの選手。アシュリはフランス出身で、アフリカネイションズカップのウガンダ戦では2ゴールを決めています。

 ただ、いずれにせよ個人を警戒するよりも、シンプルにクロスやフィードを入れてきて、セカンドボールを回収して攻め込んでくるスタイルなので、日本は確実に跳ね返しながらセカンドボールを相手に渡さないことがポイントになると思います。

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