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サッカー日本代表がワールドカップでオランダに勝つには? 佐藤寿人が考えるゴールから遠ざけるべき選手 (3ページ目)

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei

【レバンドフスキをどう抑える?】

 本大会の出場権をかけて欧州プレーオフBを戦う4チームのなかでは、スウェーデンとポーランドに有力なストライカーがいます。

 スウェーデンと言えば、やはりアレクサンデル・イサク(リバプール)ですね。ただ先日、大ケガ(左足の腓骨骨折)を負ってしまったので、プレーオフの出場が危ぶまれています。

 イサク以外では、アーセナルのヴィクトル・ギェケレシュもいい選手ですね。ほかにもバルサのルーニー・バルドグジや、ニューカッスルでプレーするアンソニー・エランガもいる。前線のタレントは豊富ですが、やはりイサクの離脱の影響は大きいと思います。

 ポーランドには、言わずと知れたロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)がいます。かなり厄介な相手ですが、個人的には日本と対戦するところを見てみたい選手です。2018年ロシア大会で対戦し、その時はゴールを奪われませんでしたが、やはり止めることが難しい選手であることは間違いありません。

 レバンドフスキの真のすごさは、動き出しにあります。なので、背中を取られないことが彼を抑えるために最も重要なテーマとなります。4枚であれ、3枚であれ、センターバックの間の距離が開いてしまうと、かなり危険です。ボックス内でフィニッシュワークできる空間を作られてしまうからです。

 彼はラインのずれを常に狙っていて、ラインブレイクから巧みにボールを呼び込んできます。少しでも目を離すと危険な位置に入り込んでくるので、常に守備者の監視下に置かなければいけません。

 カタール大会ではスペインに勝ちましたけど、アルバロ・モラタにやられて苦しい状況に追い込まれました。エースが点を取ると、チームは勢いづくもの。逆にエースが封じられれば、当然、チームとしてリズムが作りにくくなります。極端な話、ボールを触らせないことが勝利に大きく近づくことになると思います。

 レバンドフスキを個人で抑えることは難しいでしょう。したがってパスの供給元にタイトに行くことが求められます。ボールホルダーに対して圧がかかれば、最初のアクションを起こしづらくなりますし、ノッキングが起こりやすくなる。一瞬でも隙を見せればやられてしまう可能性が高いので、90分間集中を切らさず、その作業をやり続けたいところです。

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