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サッカー日本代表が対戦する韓国代表のいま ワールドカップ予選無敗突破と監督不正就任騒動 (4ページ目)

  • 吉崎エイジーニョ●取材・文 text by Yoshizaki Eijinho

【直接対決では勝つという矜持】

 W杯予選を無敗で突破した今、騒動の"後遺症"はどうなっているのか。こればかりは韓国記者団の反応も半々で「突破したことによって悪いイメージは払拭された」という記者もいれば、逆の意見も。「ホン・ミョンボ監督本人が悪いということはないがく、間違った課程で選ばれたのだから、彼は去るべきというファンも存在します」(現地に取材に来ていた現地サッカーメディア元編集長)。

 7月15日のE-1"決勝戦"に臨む韓国の状況としては「日本に敗れたり、優勝を譲っていいはずがない」である。2試合を終えて双方全勝。ただし得失点差では日本が2点上回る。韓国は勝ってこそ優勝という状況だ。韓国サッカー界の近年の矜持のひとつに「どんなに日本の状況がよくても、直接対決では勝つ」というものがある。このマインドが発揮されるのが、15日の日韓戦になるだろう。

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著者プロフィール

  • 吉崎エイジーニョ

    吉崎エイジーニョ (よしざき・えいじーにょ)

    ライター。大阪外国語大学(現阪大外国語学部)朝鮮語科卒。サッカー専門誌で13年間韓国サッカーニュースコラムを連載。その他、韓国語にて韓国媒体での連載歴も。2005年には雑誌連載の体当たり取材によりドイツ10部リーグに1シーズン在籍。13試合出場1ゴールを記録した。著書に当時の経験を「儒教・仏教文化圏とキリスト教文化圏のサッカー観の違い」という切り口で記した「メッシと滅私」(集英社新書)など。北九州市出身。本名は吉崎英治。

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