検索

日本サッカーを熱くする最新ドリブラーランキングを発表! 注目のJリーガーを見逃すな

  • 篠 幸彦●取材・文 text by Shino Yukihiko

 スポルティーバでは、2021年に当時の「歴代日本人ドリブラートップ10」を発表。選定してもらった解説者の水沼貴史氏に、今回2025年の「シン・ドリブラーランキング」を決めてもらった。前回のメンバーを除いた、新たな日本人ドリブラーが登場。まずは10位から6位まで。注目のJリーガーが並んだ。

2021年発表「水沼貴史が選んだ歴代日本人ドリブラートップ10」>>

柏レイソルの島村拓弥(左)とFC町田ゼルビアの相馬勇紀(右) photo by Getty Images柏レイソルの島村拓弥(左)とFC町田ゼルビアの相馬勇紀(右) photo by Getty Imagesこの記事に関連する写真を見る【動画で見る】水沼貴史が選ぶ『日本人シン・ドリブラー10選』↓↓↓

10位 俵積田晃太(FC東京)

 彼は独特のリズムを持っていて、右足でちょっとボールを掻きながら緩急をつけていくタイプ。スラロームでスルスルと行くのではなく、相手の重心を見ながら緩急で抜き去っていくスタイルです。彼がもうひとつブレイクするためには、フィニッシュの部分。最後を仕上げる力がもっと出てきてほしいなと思います。

 昨季も大きく成長しましたが、その理由は遠藤渓太の加入だと思います。彼は負けたくない思いが強く、遠藤のプレーを見て、考えながらプレーしていくうちにどんどん伸びていったなと思います。そういうライバル関係がチーム内にありながら、今季の俵積田がどれだけ伸びていくか、非常に楽しみですね。

1 / 5

著者プロフィール

  • 水沼貴史

    水沼貴史 (みずぬま・たかし)

    1960年5月28日生まれ。埼玉県出身。浦和南高校、法政大学で全国優勝を経験。JSL日産自動車でも数々のタイトルを獲得し、チームの黄金時代を築いた。日本代表では国際Aマッチ32試合出場7ゴール。Jリーグスタート時は横浜マリノスで3シーズンプレー。引退後は、横浜F・マリノスのコーチや監督を務めた。現在は解説者として活躍中。

【画像/トップ10一覧】ストライカー、ボランチ、サイドバックなど 元サッカー日本代表・Jリーガーが選んだ、スゴイ選手ランキング

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る