ブラジルW杯で青山敏弘が長谷部誠に指摘された「もっと落ち着いてプレーできるだろ」の意味 (5ページ目)
2014年に3連覇を逃した広島だったが、2015年にチャンピオンシップを制し、3度目の優勝を成し遂げる。そして青山は、最高の栄誉であるMVPを獲得した。
その成功の背景にも、周囲に頼ることをためらわなくなった青山の決断があった。
(つづく)
◆青山敏弘・後編>>岡崎慎司に言われてハッとした「もっと無理をすればよかった」(1月21日・配信)
【profile】
青山敏弘(あおやま・としひろ)
1986年2月22日生まれ、岡山県倉敷市出身。2004年に作陽高校からサンフレッチェ広島に入団。2006年から主力としてボランチでチームを統率し、2013年には日本代表デビューを果たす。広島を3度優勝に導き、2015年にはJリーグMVPを受賞した。2024年に現役引退を発表し2025シーズンより広島のトップチームコーチに就任する。日本代表歴=12試合1得点。ポジション=MF。身長173cm、体重74kg。
著者プロフィール
原山裕平 (はらやま・ゆうへい)
スポーツライター。1976年生まれ、静岡県出身。2002年から『週刊サッカーダイジェスト』編集部に所属し、セレッソ大阪、浦和レッズ、サンフレッチェ広島、日本代表などを担当。2015年よりフリーランスに転身。
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