パリオリンピック 小久保玲央ブライアンは「ニュータイプ」歴代の日本代表GKとちょっと違う (3ページ目)

  • 了戒美子●取材・文 text by Ryokai Yoshiko

 彼がいるかぎり、この先の試合も安泰だと思ってしまう。だが、当の小久保は「スペインは一番やりたくなかった」と消極的なのは、ちょっと面白い。

 GKにスポットが当たる試合は必ずしも守備がうまくいっているわけではないが、うまくいってもきっと目がいってしまう。ニュータイプGK──それが小久保玲央ブライアンだ。

プロフィール

  • 了戒美子

    了戒美子 (りょうかい・よしこ)

    1975年生まれ、埼玉県出身。2001年サッカー取材を開始し、サッカーW杯は南アフリカ大会から、夏季五輪は北京大会から現地取材。現在はドイツを拠点に、日本人選手を中心に欧州サッカーを取材中。著書『内田篤人 悲痛と希望の3144日』(講談社)。

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