藤田譲瑠チマが語る、ベルギーでのプレーに活きている世代別代表とJリーグでの経験 (5ページ目)

  • 中田 徹●取材・文 text by Nakata Toru

── 英語でのコーチングはシント・トロイデンのボランチとして生命線ですよね?

「自分の英語力で日常生活は難しいと思います。ただ、サッカーのプレーであればそんなに英語力は問題ない。『ライト、レフト』だけでも基本的には通じるし、(味方を鼓舞したりする時は)表情とかでもわかりますし」

── 最近、出場時間が伸びています。疲労は?

「90分間、試合に出ると次の日に体の張りを感じたりしますが、60分、70分だけならまったく疲労が残りません。僕はプロ1年目、J2の過密日程のなかで41試合に出場して、中2日、中3日でずっと90分間、出ていましたからね。どんどん、もっと試合に出たいです」

<了>


【profile】
藤田譲瑠チマ(ふじた・じょえる・ちま)
2002年2月16日生まれ、東京都町田市出身。ナイジェリア人の父と日本人の母との間に生まれ、小学生時代は町田大蔵FCでプレー。東京ヴェルディの下部組織で能力を伸ばし、2019年9月にトップチームデビューを果たす。その後、徳島ヴォルティス→横浜F・マリノスを経て、2023年7月にシント・トロイデンへ完全移籍。日本代表デビューは2022年7月の香港戦。2024年はパリ五輪出場も目指す。ポジション=MF。身長175cm、体重76kg。

著者プロフィール

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