アンダー世代代表常連の三戸舜介が見据えるパリ五輪の先「海外行きたい欲がもう、バカみたいに...笑」 (5ページ目)
── 海外遠征を重ねて、強い相手とやればやるほど、その気持ちは大きくなりますか。
「(海外遠征の)直後とかはすごいですね。"海外行きたい欲"がもう、バカみたいに『行きたい、行きたい』ってなっています(笑)。日本に戻ってきて、その環境にだんだん慣れてくると、『やっぱ日本、いいな』って思ったりもしますけどね」
── 海外移籍だけでなく、その先も含めて今後のキャリアをどう思い描いていますか。
「将来的にはA代表に入って、ワールドカップに出たいなって思っています。それまでに海外でどれだけ活躍できるか。海外で活躍できれば、たぶんA代表にも呼んでもらえると思うし、呼んでもらった時に困らないくらい、ちゃんと海外でプレーしないといけないって思っています。
そして、自分が満足できる活躍をしたら、十分にがんばったなと思えるようになったら、日本に帰ってきて、またアルビレックス新潟でプレーしたいなと思っていますし、最後は地元でもプレーしたいですね」
<了>
【profile】
三戸舜介(みと・しゅんすけ)
2002年9月28日生まれ、山口県宇部市出身。中学校進学と同時にJFAアカデミー福島に加入。2020年から特別指定選手としてアルビレックス新潟の練習に参加し、翌年に加入する。同年2月のギラヴァンツ北九州戦でJリーグデビュー。日本代表には2017年より各カテゴリーで選ばれ、2019年にはU-17ワールドカップも経験している。ポジション=MF。身長164cm、体重60kg。
著者プロフィール
浅田真樹 (あさだ・まさき)
フリーライター。1967年生まれ、新潟県出身。サッカーのW杯取材は1994年アメリカ大会以来、2022年カタール大会で8回目。夏季五輪取材は1996年アトランタ大会以来、2020年東京大会で7回目。その他、育成年代の大会でも、U-20W杯は9大会、U-17W杯は8大会を取材している。現在、webスポルティーバをはじめとするウェブサイトの他、スポーツ総合誌、サッカー専門誌などに寄稿している。
【写真】藤田譲瑠チマ、斉藤光毅、チェイス・アンリ…パリ五輪での活躍を目指すサッカー日本代表選手たち
5 / 5