2021.11.11

森保ジャパン、好調・古橋亨梧を使うべき場所は? 絶対勝ちたいベトナム、オマーン2連戦の展望

  • text by Tsugane Ichiro
  • photo by Sano Miki

カタールW杯アジア最終予選特集

福田正博 フットボール原論

■カタールW杯アジア最終予選。今回のベトナム、オマーンとの戦いは、アウェーとはいえ日本代表にとってはいずれも勝ちたい2連戦だ。攻撃の駒をたくさん揃えた今回のメンバーだが、それぞれどんな起用をされたらうまくいくだろうか。福田正博氏が予想した。

セルティックで好調の古橋は、どこで起用されるだろうかセルティックで好調の古橋は、どこで起用されるだろうか この記事に関連する写真を見る  日本代表はカタールW杯アジア最終予選の11月シリーズで、ベトナム(11月11日)、オマーン(11月17日)と戦う。グループ2位以内のストレートインでのW杯出場に望みをつなぐためには、ここでの2連勝は不可欠。そのためには「どうやって得点を奪うか」が最大のテーマになる。

 攻撃陣はそれぞれの所属クラブで得点を決め、調子が上向きになっているので期待している。古橋亨梧(セルティック)の得点力は相変わらずだし、大迫勇也(ヴィッセル神戸)や堂安律(PSV)もケガから復帰してすぐにゴールを決めている。攻撃的なポジションの選手がクラブで得点を決めているかどうかは代表でのプレーにも影響するので、日本にとってはいい流れにあると言える。

 今回はこれまで未招集だった三笘薫(サン=ジロワーズ)、旗手怜央(川崎フロンターレ)、前田大然(横浜F・マリノス)、上田綺世(鹿島アントラーズ)などの東京五輪組が名を連ねた。東京五輪世代にとっては予期せぬ形で回ってきたチャンスだが、前回10月シリーズでチャンスをものにした田中碧(デュッセルドルフ)のように、今回をキッカケに台頭する選手が何人も現れるのを期待している。

 そして、この顔ぶれを見て感じるのは、森保一監督はいろんな交代カードを持ったなという点。あらゆる展開・状況になっても勝利へ最善の手を打てるように、攻撃のところで特長が異なる選手たちを用意した。

 この2試合共にアウェーでの戦いになるが、展開を考えれば2戦とも日本がボールを持つ時間が増えると予想できる。フォーメーションは前回のオーストラリア戦で良い流れができた4-3-3でいいだろう。