日本代表サバイバル。川辺駿が見せた現代のボランチに絶対に必要な能力
Question
縦パスを入れた次の瞬間、川辺はどうしただろうか?
来年のカタールW杯に向けた、アジア2次予選。最終節で日本はキルギスと対戦した。
この試合の前、5月28日のミャンマー戦は10-0、6月7日のタジキスタン戦は4-1と勝利。すでに首位通過を決めていた日本だが、全勝での2次予選突破を目指した。
国内組が中心となった先発メンバーに、6月11日に行なわれたセルビアとの親善試合で代表デビューを飾った、オナイウ阿道も名を連ねた。
そのオナイウが前半27分にPKから代表初ゴールを記録すると、直後の31分に2点目、33分に3点目と、わずか6分の間にハットトリックを達成。
後半には佐々木翔と浅野拓磨がそれぞれ1点ずつを追加し、5-1で日本が勝利。全勝での2次予選突破を決めた。
今回はオナイウの2点目のシーンから、サッカーIQに溢れたプレーをピックアップする。
縦パスを入れてから、川辺はどんなプレーをしただろうか 山根視来が右サイドでボールを持つと、ボランチの川辺駿がボールを受けに来た。山根が川辺の足元にパスをつけると、そのタイミングで前の坂元達裕が縦パスを受けに下がってきて、川辺はそこへワンタッチで鋭い縦パスを入れた。
次の瞬間、川辺はどうしただろうか?
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