相馬勇紀が東京五輪の先に描くもの。「いつか絶対にプレミアリーグ」 (5ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 六川則夫●撮影 photo by Rokukawa Norio

―― 金メダルを獲らなきゃいけない?

相馬 僕は、何々しなきゃいけないっていうのはあまり好きじゃなくて。使命だからやるわけじゃないし。サッカーが好きだし、純粋に優勝したいから、優勝するために戦いたいですね。ただ、そのためにはここ(グランパス)での練習が大切になる。五輪までに日数はそんなにないということを、肝に銘じて日々やっていきたいです。

―― 東京五輪の先にはワールドカップというのを当然、思い描いていると思いますが、将来の夢は?

相馬 夢というか、いつか絶対にプレミアリーグでプレーして活躍するっていうのは思い描いています。

―― 昨年夏、一緒にプレーしていた菅原由勢選手(現AZ)がU-20ワールドカップで活躍して、オランダに移籍しました。どんな想いで眺めていた? うらやましさ? 焦り?

相馬 いや、ほかの人がどうこうはあまり考えないタイプなので、とくには。由勢は試合に出られなくてもがんばっていたし、向こうでさっそく結果を出したので、純粋にがんばっているなって。いつか向こうで一緒にやれたらいいな、とは思いますね。

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