相馬勇紀が東京五輪の先に描くもの。「いつか絶対にプレミアリーグ」 (4ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 六川則夫●撮影 photo by Rokukawa Norio

―― 早稲田大学を選んだのはなぜ

相馬 サッカースタイルが自分に合うと感じましたし、監督の古賀(聡)さん、今はグランパスのU-18の監督なんですけど、練習会に参加して話をさせてもらった時にすばらしい方だなって感じて。あとは単純に、早稲田ってネームバリューもあるじゃないですか(笑)。

―― 三菱養和では自分の武器を伸ばしてもらった。早稲田では何を?

相馬 いろいろあるんですけど、今思うと、一番は人間性ですかね。具体的に言うのは難しいんですけど。人として、まずしっかりするとか、ピッチ内でも文句を言わないとか。自分と向き合うことの大切さだったり、チームを背負うことの責任だったり、監督や先輩からいろんなことを教わりましたね。

―― これまでのインタビューのなかでも「五輪に出たい」と公言していますが、相馬選手のキャリアにおいて、東京五輪はどう位置づけていますか?

相馬 自分にとって、ひとつのターニングポイントになる大会かな、と思っていますね。もちろん出たい想いは強いですけど、出るだけじゃなくて優勝したいというか、優勝する大会だと思っています。

4 / 6

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る