2018.10.24

スペインの名指導者がウルグアイ戦を
絶賛。「ただし、改善も必要」

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Toshio Yamazoe

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「すばらしい試合だった。ひと言でいえばそうなるだろう。チームとしても個人としても、日本は高いパフォーマンスを見せた」

 ミケル・エチャリ(72歳)は、ウルグアイ戦の日本代表の戦いを絶賛している。
 
 スペイン人のエチャリは、レアル・ソシエダ、エイバル、アラベスといった有力クラブで、強化部長や監督などあらゆる役職を経験してきた。とりわけ、そのスカウティング能力は一目置かれ、「ミスターパーフェクト」の異名を取る。ヴィッセル神戸のフアン・マヌエル・リージョ監督は、"教え子"のひとりだ。

「日本は戦術的に高いレベルにあった。ラインをコンパクトに保ち、プレッシングを手始めに守備ブロックを作り、お互いが補完し合い、攻撃では高いプレースピードで相手をたじろがせ、常に有効なスペースを作り出し......出色の内容だった。ただし、明確に改善が必要な点もあった」

 エチャリは高い評価を与えながらも、課題も提示している。

ウルグアイ戦で代表初ゴールを決めた堂安律「日本は、機動力とスキルが際立つ4-4-2で挑んでいる。ただし、大迫(勇也)と南野(拓実)の2トップは必ずどちらかが中盤に落ちる形で守備のフォローに回っており、4-2-3-1とも言える。サイドアタッカーの堂安(律)、中島(翔哉)はダイアゴナル(斜め)の動きを盛んに見せ、サイドバックの酒井(宏樹)、長友(佑都)に有効なスペースをつくり出した。ボランチの遠藤(航)はバックラインと連係しつつ、前線ともいい距離感を保っていた。