小柄なことは武器。中島、南野、堂安が示す「日本人のよさ」 (3ページ目)
小柄な選手だけではなく、もちろん、大柄で屈強な選手も必要であり、とくに守備では、今回の親善試合でCBの2選手が頭角を現したことは収穫だった。吉田麻也(サウサンプトン)と三浦弦太(ガンバ大阪)、槙野智章(浦和レッズ)と冨安健洋(シント・トロイデン)にCBコンビを組ませたように、森保監督は経験のある選手と若い選手たちをセットにして起用し、若い選手たちが伸び伸びとプレーできる環境を作り出している。
とくにパナマ戦で起用された188cmの富安は、高さ不足という日本代表の課題を解消しうる存在だ。また、197cmのGKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)が守護神に成長してくれれば、日本代表のDF陣は高さや強さで世界基準に近づくだけに彼らの飛躍にも期待している。
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