新生・日本代表で強化すべきは、
金子翔太らリオと東京の「間の世代」 (4ページ目)
現在、清水では主に右MFを務めているが、昨季は2トップの一角を任されていたように、自在性があり、さほどポジションは選ばない。日本代表がどんなシステムを採用するかはわからないが、森保一監督がサンフレッチェ広島やU-21代表で採用してきた3-4-2-1であれば、2シャドー、あるいは左右のアウトサイドMFでの起用が可能だろう。
加えて、これは余談に属する話かもしれないが、金子は昨季、1993年Jリーグ誕生からのJ1通算2万ゴール目となる歴史的記念ゴールを決めている。こうした"持っている"ところも大舞台向きを期待させる。
これまで日の目を見なかった年代の掘り起こしを進めるうえで、金子はその重要性に気づかせる起爆剤となるはずである。
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