スペインの名将がつけた、ベルギー戦
先発11名への愛情あふれる通信簿 (4ページ目)
攻撃的MF
原口元気原口元気
先制ゴールを決めたシーンでは、柴崎のパスを呼び込み、ヤン・ベルトンゲンの裏を取って、走り勝っている。GKティボー・クルトワと1対1になると、冷静にファーサイドに流し込んだ。理想的なカウンターのフィニッシャーになっていた。大会を通じて、乾とともにサイドのトランジション(攻守の切り替え)で力を発揮していた。
乾貴士乾貴士
日本の2点目は、香川の落としたボールを正確にコントロールし、右足でファーポストに精度の高いシュートを決めたものだった。大会を通じ、香川とのコンビネーションが光っていた。2人は、攻撃はもちろん守備でも補完関係をつくれていた。
香川真司香川真司
あらためてスキルの高い選手であると再認識させられた。乾、柴崎、大迫との連係で、日本に多くのチャンスをもたらしていた。守備面でも、中盤に落ちることで厚みをつくり、貢献していた。とにかく前にいく姿勢を示せる選手で、シュートやパスにメッセージ性があった。
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