スペインの目利きが見た、欧州遠征の
代表22名「誰が役に立つのか」 (2ページ目)
【右SB】
宇賀神友弥(マリ戦に先発、前半で交代)宇賀神友弥
マリ戦は代表デビュー戦だったようだが、攻撃に関しては何度かいい連係を見せていた。しかし守勢に回ったとき、混乱が出てしまった。PKを与えたプレーは不用意だったと言わざるをえない。
酒井高徳(マリ戦は後半から、ウクライナ戦はフル出場)酒井高徳
先発したウクライナ戦では一発で勝負に出てしまうことが多く、ポジション取りも悪かった。イェウヘン・コノプリャンカにことごとく裏をとられ、失点の契機にもなっている。逆に「もうひとりの酒井」の存在感を感じさせる結果となった。
【左SB】
長友佑都(マリ戦、ウクライナ戦ともにフル出場)長友佑都
昨年は心配になるほど動きが悪かった時期があったが、プレーの判断や選択のよさは傑出している。技術的、体力的には落ちているものの、戦術的な選手としては欠かせない。ウクライナ戦でも穴を作らず、攻撃では、相手GKのセービングで防がれたが、決定的なクロスを送っていた。
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