スペインの「名スカウト」が、イラク戦の日本代表13選手を個別評価 (5ページ目)
FW
大迫勇也
シリア戦の得点シーンはポストワークで起点に。イラク戦も原口との相性のよさを見せた。先制点はボールの軌道を予期し、適切なインパクト。さらに前半には独力であわやPKという機会を作った。一方、単純なロングボールの空中戦ではほぼ敗れており、際どいプレーをものにするインテンシティの低さも露呈した。
チームとして戦術的に機能しなかった場合、必然的に選手のプレーの質は上がらない。イラク戦は厳しい内容だったと言えるだろう。長谷部、香川の欠場による「痛み」が伝わってくる。今後の活躍に期待を込めたい。
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