結果オーライの引き分けの中、
イタリアを翻弄した堂安律はスゴかった (7ページ目)
試合ごと、あるいは時間ごとにさえ出来不出来の波があり、心もとないプレーを見せることも少なくないU-20日本代表だが、これで決勝トーナメント進出が決定。3年後の東京五輪で中心世代となる20歳以下の選手たちにとっては、貴重な国際経験を積む機会を、またひとつ得た。
しかも、ここから先は負ければ終わりの、しびれるような一発勝負。一戦一戦がグループリーグ以上に貴重な経験となるはずである。
もちろん課題はたくさんある。だが、度々苦しい展開に陥りながらも、概ねよく戦っている。そう評価していい、グループリーグ3試合だったのではないだろうか。
獅子奮迅の活躍を見せたレフティーに導かれ、若き日本代表はひとつ駒を進めた。
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