2016.07.02

「ジョーカー」は誰か。サプライズなきサッカー五輪代表から考える

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 松岡健三郎●撮影 photo by Matsuoka Kenzaburo

◆リオ五輪サッカー日本代表メンバー
GK 櫛引 政敏(鹿島アントラーズ)
   中村 航輔(柏レイソル)
DF 藤春 廣輝(ガンバ大阪)
   塩谷  司(サンフレッチェ広島)
   亀川 諒史(アビスパ福岡)
   室屋  成(FC東京)
   岩波 拓也(ヴィッセル神戸)
   植田 直通(鹿島アントラーズ)
MF 大島 僚太(川崎フロンターレ)
   遠藤  航(浦和レッズ)
   原川  力(川崎フロンターレ)
   矢島 慎也(ファジアーノ岡山)
   中島 翔哉(FC東京)
   南野 拓実(ザルツブルク/オーストリア)
   井手口陽介(ガンバ大阪)
FW 興梠 慎三(浦和レッズ)
   久保 裕也(BSCヤングボーイズ/スイス)
   浅野 拓磨(サンフレッチェ広島)

リオ五輪に挑む代表メンバー18人を発表する手倉森誠監督 そこにサプライズはなかった。

 驚くべき落選者もいなければ、会見場がどよめくような抜擢もなかった。7月1日に発表されたリオ五輪サッカー日本代表のメンバー18人は、これまでの戦いを見ていれば、おおむね想像できる顔ぶれに落ちついた。

 オーバーエイジとして選出された興梠慎三、藤春廣輝、塩谷司の3人を除く15人のうち、14人までもが今年1月のアジア最終予選を戦ったメンバーだ。唯一の例外となったGK中村航輔も、本来なら最終予選に参加する予定だったが、怪我のために大会直前にメンバーから外れていた選手だ。

 それゆえ、今回の選考は、チームとしての結束力やコンビネーションを重視したものだという見方ができる。