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セルビア戦の問題は攻撃陣。日本は4-2-3-1まで揺らいできた (4ページ目)

  • 中山淳●文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

 コンフェデレーションズ杯の前あたりから、ザッケローニ監督の中で1トップの人材に迷いが生じていることは明らかだ。しかもその解決策は、未だに見つけられていない。

 つまり今の日本は、オプションの3-4-3どころか、基本システムとしている4-2-3-1まで大きく揺らいでいるというのが実情なのだ。

 頑固なザッケローニ監督がそう簡単に他のシステム、たとえば2トップを採用するとは思えないが、もはやドラスティックな変更を行なわない限り、今後の改善は望めそうもない。だとすれば、「今の日本での仕事に満足している」と会見で述べた指揮官のW杯に対する意志さえも疑われることになる。

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