【日本シリーズ】「目も合わせなかった」 山本祐大が明かした日本一達成の舞台裏 親友・牧秀悟との友情も封印 (4ページ目)
古巣を知り尽くした山本祐の存在は、ソフトバンクにとって単なる戦力以上の意味を持っていた。投手の力を引き出し、相手の狙いを封じ、時には自らのバットで試合の流れを変える。攻守両面で示したその存在感は、捕手というポジションの奥深さをあらためて浮き彫りにした。
5月12日、突然のトレードで始まった新たな野球人生。戸惑いや葛藤もあったはずだ。それでもソフトバンクの一員として戦う覚悟を固め、最後は日本一の歓喜の輪の中心にいた。
強いチームに名捕手あり。山本祐はその言葉を、最後の一球を受け止めたミットと、拳を突き上げたあの姿で示してみせた。
著者プロフィール
田尻耕太郎 (たじり・こうたろう)
1978年生まれ、熊本市出身。 法政大学で「スポーツ法政新聞」に所属。 卒業後に『月刊ホークス』の編集記者となり、2004年8月に独立。 九州・福岡を拠点に、ホークスを中心に取材活動を続け、雑誌媒体などに執筆している。
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