【男子バレー】ロス五輪へ「メンバー選考はもう始まっている」清水邦広が案ずる、36歳・深津英臣らベテランの2年間
清水邦広が振り返るアジア選手権 後編
(中編:アジア選手権「優勝の立役者」は? 最後の1本をエースに託した選択も「全然いい」>>)
清水邦広が振り返るアジア選手権の後編では、日本代表のディフェンスを支えたリベロや、途中出場の選手たちの貢献度を分析。併せて、2年前にロサンゼルス五輪への出場が決まったことによって清水氏が抱く「複雑な思い」についても語った。
アジア選手権を制し、ロス五輪出場を決めた男子日本代表 photo by Kyodo Newsこの記事に関連する写真を見る
【リベロ、途中出場の選手も含めて「本当にいいチーム」】
――ディフェンス力が高かったチームを支えたリベロについてお願いします。アジア選手権では抜群の安定感と安心感を誇っていました。
清水邦広(以下、清水) リベロの2人は日本のピンチを救い続けました。山本智大選手も小川智大選手も、レシーブ力に関して今さら僕から言うことはないです(笑)。それくらいすごい。どんなボールも落とさないし、拾うだけではなくて次につなげていました。小川選手はセッターのようなオーバーハンドでのトスを上げるのも武器ですし、山本選手もオーバーでのトスもするけど、アンダーで上げる速いトスが効果的でした。
僕の現役時代、日本代表ではラリー中にトスを上げる時はゆっくり高いトスを上げていました。それが今では、みんなスピードを意識した速い二段トスを上げるからブロックがつきづらいし、ブロックの間も空くので決まりやすいんです。相手からすれば、日本にどれだけ攻撃しても拾われるのは嫌だし、そこから攻撃されるから手がつけられない。その起点になっていたのがリベロでした。
――誰が出ても活躍するという点では、オポジットの宮浦健人選手だけでなく、途中から入る選手たちみんなが役割を果たしていました。
清水 日本の強みになっていますね。ミドルブロッカーの西本圭吾選手が入ると雰囲気がガラリと変わるし、「何かやってくれるんじゃないか」という期待感があります。すごくワクワクさせる選手ですよね。1点を決めただけでも、試合に勝ったような喜び方をしてくれるのは、チームにいい影響を与えていると思います。
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