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【ドラフト2026】高木豊が予想するセ・リーグ上位3球団のドラフト戦略 DH導入でも注目の"二刀流"など、有望株はどこが獲る? (2ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Tetsuo Hamada

――ほかのポジションはいかがですか?

高木 ショートですね。次世代を担うと期待されている山田脩也(2023年ドラフト3位、仙台育英高)にはセンスを感じるのですが、ちょっと伸び悩んでいる印象です。それなら守備のうまい山里宝(亜細亜大/内野手/右投右打)、高校生であれば池田聖摩(横浜高/内野手/右投左打)を獲っておくことも一考です。

 甲子園球場は(内野が)土のグラウンドですし、特に阪神のショートは即戦力というよりも教え込んだほうがいいと思うんです。人工芝であれば、ポンと置いておくだけでもある程度のことはできますが、阪神は土のグラウンドで守らなければいけないので、守備の基本がしっかりしてないと難しいですよ。

 今年は夏の甲子園の地方大会なども見ていましたが、内野手がしっかり鍛えられているチームが多かった印象があります。そういったことも考慮すると、このタイミングで将来性のあるショート候補を獲っておいてもよさそうです。

【巨人は"ポスト岡本"の獲得を】

――続いて、巨人の補強ポイントは?

高木 右左は関係なく、即戦力の大砲が欲しいですよね。パンチ力がある外野手の春山陽登(大商大/外野手/右投右打)もいいですよ。やっぱり岡本和真(トロント・ブルージェイズ)が抜けた穴は、ボビー・ダルベックら外国人バッターでは補えません。三振が多すぎますし、器用さがないです。

 個人的に、大学生までで言えば春山はナンバーワンだと思っているんです。スケール感がありますよ。社会人であれば、藤澤涼介(東京ガス/外野手/右投右打)もスラッガーとしてのポテンシャルを感じます。"ポスト岡本"を獲りにいくと考えるのであれば、この2人ですね。

――先発ピッチャーの補強の必要性は?

高木 先発ピッチャーは井上温大、竹丸和幸がいますし、戸郷翔征や山﨑伊織らが復調さえしてくれれば頭数はそろっています。あと、手術明けの横川凱も来年は出てくると思いますし、やっぱり将来4番を打てるような野手の補強が最優先ですね。

 菰田陽生(山梨学院高/投手・内野手/右投右打)の指名もなくはないかな、と思いますが、日本ハムが指名するような気がしますね。あの体格(195cm・102㎏)と二刀流という要素を考えれば、日本ハムの指名は鉄板だと思います。

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