【ドラフト2026】リーグ連覇の阪神が次に狙うべき逸材は? 織田翔希から第2の近本光司、坂本誠志郎の後継者まで (2ページ目)
投手としても野手としても規格外のスケールを誇る山梨学院の菰田陽生 photo by Ryuki Matsuhashiこの記事に関連する写真を見る
【次代のエースと近本の後継者探し】
今年の高校生ナンバーワン投手が「甲子園のスター」なのだから、そりゃあ文句なしに織田翔希(横浜/投手/186センチ・81キロ/右投右打)の1位指名に手を挙げるべきだろう。
ただ、ちょっと待てよ......。今年はパ・リーグにウェーバー優先権があるため、リーグ優勝した阪神の2位指名は全体の最後、24番目になる。1位で確実に有望株を押さえたいなら、単独指名が狙える選手に向かうのもひとつの考え方だ。
しかし、過去にそうした安全策を選び、結果的に悔いを残したことはなかったか。ここは迷わず、織田翔希を貫き通したい。
仮に抽選で外れたとしても、夢のある選手を追いかけたいところだ。ならば、菰田陽生(山梨学院/投手/194センチ・102キロ/右投右打)でいこう。
彼だって十分に「甲子園」が生んだスターだ。投手としてのスケールはもちろん、二刀流の可能性も大いに秘めているだけに、ファンの抱く夢も膨らむ。投手として将来のエースを目指すのもいいし、打者として大山悠輔、佐藤輝明の後継を担うロングヒッターを目指すのも面白い。これほど夢を描ける高校生は、そうそう現れない。
将来のエース候補、あるいは4番候補を1位で獲得できたなら、2位では「近未来のリードオフマン」を狙いたい。
ドラフト上位は、どうしても投手や強打の内野手に人気が集まる。その点、リードオフマンタイプの逸材なら、2位まで残っている可能性もある。
地元・兵庫県高砂市出身の榊原七斗(報徳学園→明治大/外野手/173センチ・79キロ/左投左打)は、近本光司とはひと味違った「本塁打を打てるリードオフマン」になれる資質を持っている。
もし榊原が先に他球団に指名されていたら、明治大で榊原の先輩だった直井宏路(桐光学園→明治大→NTT東日本/外野手/172センチ・76キロ/左投左打)に切り替えたい。
近本と同様、盗塁王を狙えるスピードと鋭い野球勘の持ち主だ。近年は打力もぐっと向上し、盗塁王を狙ううえで欠かせない出塁能力にも磨きがかかってきた。近本が元気なうちに、その後継候補を確保しておく。これも常勝軍団を維持するためには必要な補強だろう。
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