検索

【ドラフト2026】強すぎるソフトバンクは誰を獲る? 盤石の常勝軍団が唯一見据える「数年後の戦力図」

  • 安倍昌彦●文 text by Masahiko Abe

現有戦力から読み解く「2026ドラフトで獲るべき選手」〜ソフトバンク編

 今年もドラフト会議の季節がやってきた。各球団ともシーズンを振り返りながら、来季に向けた補強ポイントを洗い出し、アマチュア選手の最終的な絞り込みに入っていることだろう。10月22日に迫る「運命の日」を前に、本当に獲得すべき選手は誰なのか──。2位以下を大きく引き離し、リーグ3連覇を果たしたソフトバンク。投打ともに圧倒的な戦力を誇る常勝軍団に、はたして補強すべきポイントはあるのか。

【王者が求める人材とは】

 今季のソフトバンクは91勝49敗3分、勝率.650。貯金42を積み上げ、2位西武に11.5ゲーム差をつけて独走した。今季からクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージのルールが変更され、ファーストステージを勝ち上がったチームの勝率が5割未満、あるいはリーグ優勝球団とのゲーム差が10ゲーム以上ある場合、優勝球団のアドバンテージが従来の1勝から2勝に増え、最大7試合制(5勝先取)となった。

 かつてはポストシーズンで何度も苦杯をなめてきたが、それも今は昔。日本一連覇も十分に射程圏内だろう。

 近年のソフトバンクのドラフト指名と、一、二軍の選手構成を見ていると、レギュラーを狙えるだけの実力を備えた選手を支配下ドラフトで獲得し、二軍の控えや三軍以下の戦力は育成枠で補う。そんな「セオリー」のようなものが見えてくる。

 ゆえに、ドラフトではそれ相応の選手が見当たらなくなれば、4人でも5人でも「今年はここまで!」と潔く切り上げる。人数合わせのような指名はしない。

 今年もその方針は変わらないのではないか。長年チームを支えてきた中村晃が現役を退いたとはいえ、大幅な世代交代を迫られているわけでもない。支配下指名が3人ということはないだろうが、4人で「選択終了」となる可能性は十分にあると見ている。

 パ・リーグの他の5球団すべてに勝ち越し。ホームゲームでは49勝23敗、ロードでも42勝26敗3分と、まったく隙がない。交流戦も14勝4敗と圧倒的な強さを見せた。

1 / 3

登録は簡単! チェックを入れてボタンを押すだけ 詳しくはこちら

著者プロフィール

  • 安倍昌彦

    安倍昌彦 (あべ・まさひこ)

    1955年、宮城県生まれ。早稲田大学高等学院野球部から、早稲田大学でも野球部に所属。雑誌『野球小僧』で「流しのブルペンキャッチャー」としてドラフト候補投手のボールを受ける活動を始める。著書に『スカウト』(日刊スポーツ出版社)『流しのブルペンキャッチャーの旅』(白夜書房)『若者が育つということ 監督と大学野球』(日刊スポーツ出版社)など。

フォトギャラリーを見る

キーワード

このページのトップに戻る