【ドラフト2026】強すぎるソフトバンクは誰を獲る? 盤石の常勝軍団が唯一見据える「数年後の戦力図」 (2ページ目)
打撃面ではチーム打率.261、162本塁打、707得点と、いずれもリーグトップ。チーム防御率も2.88と高水準で、投打ともに他球団を圧倒した。
投手陣では、3年目の左腕・前田悠伍が12勝1敗、防御率2.10と急成長。若い先発投手まで台頭してきたのだから、投手陣を補強の最優先ポイントに挙げるのは難しい。脂の乗りきった剛腕、快腕もゴロゴロいる。
俊足巧打の内野手、明治大の岡田啓吾 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る
【周東佑京との快速コンビ誕生なるか】
こういう状況なら「スポット補強」だ。プロ16年目の今季も打率.300をマークし、二塁守備でも抜群の安定感を見せた牧原大成は絶対的レギュラーとはいえ、今年10月で34歳となり、ベテランの域に差しかかっている。「ポスト牧原」の準備は必要だろう。
なかなか現れない「打って、守れて、走れる二塁手」が、今年はいるのだ。獲れるものなら、獲っておきたい。
「今年の野手で一番速い」と言いきるスカウトもいるように、50メートル走で5秒69をマークしたこともある岡田啓吾(前橋育英→明治大/二塁手/176センチ・79キロ/右投左打)だ。
昨年まではもっぱら守備と走塁で身体能力の高さを発揮していたが、部内随一の練習量を誇り、ウエイトトレーニングにも精力的に取り組んだ結果、右中間最深部までライナーを運ぶほどのパンチ力を身につけた。スピード感あふれるベースランニングも武器に、プロで長打を期待できるほどにレベルアップした。周東佑京とのダブルスピードスターの夢も膨らむ。加えて、端正なマスクも相まって、スター性を秘めた逸材だろう。
内野手では、左ふくらはぎを痛めた今宮健太の穴を懸命に埋めた2年目・庄子雄大の大健闘が、ソフトバンクの層の厚さを象徴している。ゴロに対する初動の鋭い反応と、捕球地点に先回りする軽快なフットワーク。守備での貢献度は高く、今後の成長も楽しみな存在だ。
そこにもう一枚、池田聖摩(横浜/遊撃手/176センチ・78キロ/右投左打)を加えてみたい。投手としても150キロを計測する強肩のショートストップ。中学までは熊本県山鹿市で育った、正真正銘の九州男児だ。センスあふれるバッティングと脚力を生かせば、外野手としての可能性も十分にある。内野で鳴らした選手が外野に転向し、名手となったケースを、これまで何人も見てきた。
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