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【ドラフト2026】巨人が狙うべきは「即戦力」より「未来」 織田翔希ら高校生投手を4、5人指名したい理由 (2ページ目)

  • 安倍昌彦●文 text by Masahiko Abe

 そして竹丸和幸、田和廉、山城京平(いずれも投手)を指名した2025年は、再び即戦力を意識したドラフトに映った。

 ならば、この流れからいえば。今回は「未来志向」の年ではないか。目先の戦力補強も大切だが、数年後の巨人を背負って立つ人材を、今のうちから確保しておきたい。

最速148キロを誇る香里丘の岡本翔斗 photo by Nikkan Sports最速148キロを誇る香里丘の岡本翔斗 photo by Nikkan Sportsこの記事に関連する写真を見る

【巨人が狙うべき未来のエース候補】

 その意味では、今年のドラフトの目玉である織田翔希(横浜/投手/186センチ・81キロ/右投右打)を1位指名するのもひとつの手だ。

 今夏の甲子園で156キロを計測した本格派右腕。国内のみならず、メジャー球団からも高い評価を受ける逸材である。複数球団による競合も覚悟しなければならないが、それでも将来のエース候補として獲得を目指す価値は十分にある。

 仮に織田を抽選で外したとしても、菰田陽生(山梨学院/投手/194センチ・102キロ/右投右打)や、前田侑大(高岡第一/投手/173センチ・70キロ/左投左打)、平田玲翔(大分商/投手/188センチ・80キロ/右投右打)といった近い将来「常勝軍団」を背負って立てそうな高校生投手が居並ぶ。

 2、3位でも、現場の指導者が胸をときめかせそうな右腕が揃っている。

 鈴木悠悟(中京/投手/177センチ・75キロ/右投右打)、岡本翔斗(香里丘/投手/180センチ・75キロ/右投左打)、丹羽涼介(市立和歌山/投手/184センチ・77キロ/右投右打)。関東では林晃成(桐光学園/投手/191センチ・85キロ/右投右打)の評判もいい。

 巨人の2位指名は阪神より先になる。地元・関西の逸材として阪神も狙っていそうな岡本を、ひと足お先に......。そんな駆け引きがあっても面白い。岡本の低めに伸びる速球は、私が見た限り、今年の高校生右腕では織田に次ぐほどの魅力があると感じている。

 サウスポーなら、西田櫂吏(かいり/京都国際/投手/178センチ・76キロ/左投左打)か。回転数の多い145キロ前後の速球にスライダー、チェンジアップを交え、緩急を駆使した投球で今春以降、ぐっと頭角を現してきた。

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