【インタビュー】則本昂大が語る巨人での「刺激的で充実した毎日」 憧れの田中将大、ルーキーの"タケちゃん"らと日本一へ (3ページ目)
【"ここぞ"という時に頼りになる先輩】
則本はルーキーイヤーで15勝(8敗)、防御率3.34の成績を残して新人王のタイトルを獲得。24勝0敗1セーブを挙げた田中らとともに先発を支え、楽天を創設以来初のパ・リーグ優勝と日本一に導いた。
その楽天と日本シリーズで熱戦を繰り広げた相手が、現在は則本と田中が在籍する巨人だった。
昨シーズンから巨人でプレーする田中は、シーズン途中の離脱はあったものの、3勝(4敗)をマーク。9月30日には日米通算200勝を達成した。今季は円熟味を増した投球で、ここまですでに3勝(1敗)をマークするなど、チームに欠かせない存在となっている。
「僕がルーキーだった頃、"無双"という言葉がピッタリ当てはまるようなすさまじい投球で投手陣を支える姿が特に印象に残っています。何度も一緒に自主トレに参加させていただきましたが、"ここぞ"という時に頼りになる先輩でもあり、『いつか追いつき、追い越せたら』と思える憧れの存在です」
そんな則本と田中の活躍なくして、2年ぶりのリーグ優勝と、14年間遠ざかる日本一達成は成し得ないと言っても過言ではないだろう。
「今一軍で戦っているメンバーだけではなく、二軍で着々と準備を進めていたり、ケガからの復帰を目指している選手もたくさんいるので、みんなで力を合わせて、リーグ優勝やその先にある日本一を目指して頑張っていきたいですね。僕自身も、一軍でプレーできる責任感や誇り、そして感謝の思いを持って一年間戦い抜きたいと思っています。
ファンの皆さんの後押しは、僕ら選手の持っている以上の力を引き出してくれます。長いシーズンの途中には、きっとつらい時期もあると思いますが、どんな時も前向きな声援を送っていただけたらうれしいです」
入団会見で、「まずはしっかり1年間ローテーションを守り、2桁勝利を挙げたい。僕自身も日本一になりたいと思っているので、日本一のために全力でやりたい」と抱負を語っていた則本。現在はリフレッシュのために出場選手登録から外れているが、進化を続ける右腕の投球が、常勝球団に実りの秋をもたらすのか。その行方に注目したい。
(本文中敬称略)
【プロフィール】
■則本昂大(のりもと・たかひろ)
1990年12月17日生まれ、滋賀県出身。178cm/89kg。右投左打。投手。八幡商、三重中京大を経て2012年ドラフト2位で楽天に入団。1年目の2013年に開幕投手に抜てきされ、シーズンでは15勝を挙げて新人王のタイトルを獲得。2023年まで先発ひと筋だったが、24年はクローザーに転向。同オフに海外FA権を行使し、楽天から巨人へと移籍。再び先発を務めている。昨季までのNPB通算成績は、373試合(先発259試合)で120勝99敗、48セーブ、防御率3.12。
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