【プロ野球】篠塚和典が侍ジャパンの注目バッターを解説 アベレージが高いバッターになるための練習法とは? (3ページ目)
【最後のピース、吉田正尚の評価は?】
岡田 ちなみに、我がオリックスから巣立っていった吉田正尚選手(ボストン・レッドソックス)が最後に滑り込みで侍ジャパンに選出されました。前回大会では、3点ビハインドの準決勝メキシコ戦で7回裏に起死回生の同点スリーランを打ちましたが、吉田選手はどう見ていますか?
篠塚 吉田くんは青学大を出ているので、息子(現Honda硬式野球部コーチ)とは先輩・後輩で、娘が青学大野球部のマネージャーをしていた時の4年生でもあるんです。そういうこともあって大学時代から注目していましたし、意識を高く持って頑張っている印象でした。
岡田 えっ!? そうなんですか! ちなみに、篠塚さんから見て吉田選手はどのあたりが優れていますか?
篠塚 スイングが常に一定で、再現性が高いことです。なので、打席のなかでいろいろなスピードや変化に対応していけるんでしょうね。今回のWBCでもやってくれるはずですが、一昨年に右肩の手術をしているので、どこまで復調しているかですね。
岡田 守備面での不安は少し出てきてしまいますよね。でもバッティングに関しては対応力も、長打力もあります。あらためて今大会のキーマンを挙げるとすれば、どの選手になりますか?
篠塚 みんなが大谷くんと言いますからね(笑)。
岡田 そうですよね。大谷選手以外で挙げるとすれば?
篠塚 誰がキーマンというよりも、 どういったオーダーを組んでいくかによりますね。 つまり、「大谷くんの前」を任せるバッターと「後ろ」を任せるバッター。それによってキーマンは変わると思います。
岡田 なるほど。それでは、もし篠塚さんが侍ジャパンの監督だったら、どんなオーダーを組むのかを聞いていきたいと思います。2026年のWBCの打順、楽しみです!
【プロフィール】
篠塚和典(しのづか・かずのり)
1957年7月16日生まれ、東京都出身、千葉県銚子市育ち。1975年のドラフト1位で巨人に入団し、3番などさまざまな打順で活躍。1984年、87年に首位打者を獲得するなど、主力選手としてチームの6度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献した。1994年を最後に現役を引退して以降は、巨人で1995年~2003年、2006年~2010年と1軍打撃コーチ、1軍守備・走塁コーチ、総合コーチを歴任。2009年WBCでは打撃コーチとして、日本代表の2連覇に貢献した。
著者プロフィール
浜田哲男 (はまだ・てつお)
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。
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