【プロ野球】無名の控え投手が6年後に巨人のドラフト1位に 恩師が語る「まさかのシンデレラストーリー」 (3ページ目)
【受け継がれる左腕の系譜】
現在の崇徳には、かつての竹丸を超える逸材が控えている。昨秋の中国大会で3試合連続完封の離れ業を演じ、古豪復活の象徴となったエース左腕・徳丸凜空(りく/2年)だ。昨秋時点で180センチ、76キロの堂々とした体格から、最速140キロのキレのある直球を投げ込む。
「正直、高校時代の竹丸は、今の徳丸のようなパンチはありませんでした」
そう語る藤本監督だが、ふたりのある共通点を指摘する。
「ふたりとも指先の感覚が抜群にいいんです。こればかりは教えられるものではありません」
受け継がれる左腕の系譜。竹丸の存在は、徳丸ら投手陣にとっても大きな刺激となっている。藤本監督も「一ファンとして楽しみです」と期待を込める。
「1年目から活躍してほしいですね。大谷(翔平)選手のように、歴史に名を残す投手になってほしいです」
かつて崇徳の控えだった左腕は今、日本球界の最高峰にたどり着いた。その進化し続ける背中は、甲子園を戦う後輩たちの希望となる。
著者プロフィール
内田勝治 (うちだ・かつはる)
1979年9月10日、福岡県生まれ。東筑高校で96年夏の甲子園出場。立教大学では00年秋の東京六大学野球リーグ打撃ランク3位。スポーツニッポン新聞社でプロ野球担当記者(横浜、西武など)や整理記者を務めたのち独立。株式会社ウィンヒットを設立し、執筆業やスポーツウェブサイト運営、スポーツビジネス全般を行なう
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