【プロ野球】高木豊がセ・リーグのドラフトを3段階で採点 創価大の立石正広を引き当てた阪神などをどう評価した?|「阪神・DeNA・巨人」編 (2ページ目)
◆DeNA【〇】
1位 小田康一郎(内野手/青山学院大)
2位 島田舜也(投手/東洋大)
3位 宮下朝陽(内野手/東洋大)
4位 片山皓心(投手/Honda)
5位 成瀬脩人(内野手/NTT西日本)
1位はサプライズで佐々木麟太郎(内野手/米スタンフォード大)を指名するも、抽選で外した。外れ1位で指名した小田は打撃センス抜群。2位の島田は最速155キロの球威のある真っすぐが魅力だ。
「佐々木を指名したのは、おそらく2027年のDHを考えてのことだったと思います。それくらい彼のバッティングを評価していたのでしょう。外れ1位で指名した小田は、バッティングはそこそこですが、守備力が高い。内野手を補強しておきたかったんでしょう。
タイラー・オースティンが抜ける可能性があり、牧秀悟がファースト、宮﨑敏郎と筒香嘉智は DHなどで併用する形になっていくでしょうし、石上泰輝や林琢真らとの競争になると思います。それと、森敬斗が外野にコンバートされているんですよね。そう考えると、やはり内野手が補強ポイントだったんでしょう。
2位の島田はスケール感があっていいですね。ただ、投げる時に体の開きが少し早く、バッターからボールが見えやすい欠点があります。フィニッシュの強さはあるので、投球フォームが修正できれば戦力になると思います。先発候補だと思いますが、球が速いので中継ぎもできるはず。3位の宮下は、粗削りだけどパンチ力がありますね」
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